<過マンガン酸カリウムの知識>
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2007/10/31 日記<過マンガン酸カリウム>
過マンガン酸カリウム
過マンガン酸カリウム(KMnO4)(potassium permanganate)は無機化合物で、カリウム(K+(aq))と過マンガン酸(MnO4-(aq))イオンより構成される。Mnの酸化数は+7、Oの酸化数は-2、Kは+1である。溶解度は7.5g/100g水(25℃)で、約200℃で酸素を放ち分解する。[1]分子量は158.04g/molで、水、アセトン、メタノールに可溶である。固体では深紫色の柱状斜方晶系結晶である。においはなく強力な酸化剤である。
歴史
過マンガン酸カリウムは1659年に発見された。初期の写真家の間では閃光粉として使用されていた。
用途
過マンガン酸カリウムは実験室および工業用であらゆる種類の化学反応において酸化剤として用いられている。また、殺菌剤、消臭剤もしくは染料としても使用される。また魚類の寄生虫駆除、飲料水の処理、リン中毒の解毒剤としても用いられる。さらに他の化合物合成の試薬としても使用される。例として、薄いKMnO4(aq)は炭素の二重結合を持つ有機化合物をジオール(グリコール)化合物に酸化させる。より強い過マンガン酸溶液は芳香環のメチル基をカルボキシル基に酸化させる。またコカインを100%純粋に精製するのにも用いられてきた。分析化学ではKMnO4(aq)の標準溶液はその色が紫色のため、酸化還元反応滴定の滴定剤としても用いられる。深紫色の過マンガン酸は、酸性溶液中では酸化数+2を持つ薄いピンク色のMn+2(aq)陽イオンに還元される。塩基性溶液中では過マンガン酸は酸化数+4を持つ茶色の沈殿物、二酸化マンガン(MnO2(s))に還元される。過マンガン酸カリウム水溶液と塩酸プソイドエフェドリン水溶液からメトカチノンを生成する事ができる。薄い水溶液は洗口液(0.25%)もしくは手の消毒液(1%)としても使用可能である。水と混合された場合、ロケット推進用燃料としてT-Stoffと共に触媒としても使用可能である。この使用方法はZ-Stoffとして知られる。また木パルプのΚ価を測定する試薬として用いられる。
注意
固体の過マンガン酸カリウム(KMnO4(s))は非常に強い酸化剤であり、純粋なグリセリンと混合すると強い発熱反応が発生する。この反応はこれらが入っているガラスや他の容器を溶かすほど自発的に高温の燃焼となり、近くにある可燃性の物質に引火することがある。この反応は固体の過マンガン酸カリウムが多種の有機物と混合された場合にも発生し得る。過マンガン酸カリウムの水溶液(KMnO4(aq))は、特に薄い場合、危険性は低い。過マンガン酸カリウムの固体を濃硫酸と混合すると爆発性の酸化マンガン(VII)(Mn2O7)を生成する。[2]過マンガン酸カリウムは衣服や手を染色するため取り扱いには注意が必要である。衣服のしみは酢酸や塩酸を使用して除去可能である。肌のしみは48時間以内に自然に除去されるが、肌に触れるとやけどを起こし、飲み込むと胃腸炎を起こす。さらに、固体の過マンガン酸カリウムと塩酸を混合すると、致死性の塩素ガスが発生する。日本国では法令により危険物第一類に指定されている。アメリカではDEA規則により使用と販売が制限されている。
参照
関連項目
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◆過マンガン酸カリウムについてピックアップ 固体の過マンガン酸カリウム(KMnO4(s))は非常に強い酸化剤であり、純粋なグリセリンと混合すると強い発熱反応が発生する。この反応はこれらが入っているガラスや他の容器を溶かすほど自発的に高温の燃焼となり、近くにある可燃性の物質に引火することがある。この反応は固体の過マンガン酸カリウムが多種の有機物と混合された場合にも発生し得る。過マンガン酸カリウムの水溶液... |



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