<水酸化カルシウムの知識>
2007/07/30 日記<水酸化カルシウム>
水酸化カルシウム
水酸化カルシウム(すいさんかカルシウム)は、化学式 Ca(OH)2 で表される物質を指し、消石灰(しょうせっかい)とも呼ばれる。俗称で、生石灰(せいせっかい、酸化カルシウム)と区別するため「けしせっかい」と言われる場合もある。水溶液はアルカリ性を示す。
生産
酸化カルシウムに加水すると生成する。
: 消石灰の2004年度日本国内生産量は1,633,985トン、消費量は605,991トンである。
用途
グラウンドなどに白線を引くのによく用いられるほか、酸性化した河川や土壌の中和剤、凝集剤としても用いられる。砂、海草抽出物と練ったものは漆喰と呼ばれ、壁や天井に塗られる。固まるまでに時間がかかるが長持ちする内外装材である。これが固まるのは下に示すように空気中の二酸化炭素を吸収することによって炭酸カルシウムが生成するからである。また、こんにゃくの凝固剤としても使用されている。ほかに、試薬、食品や化粧品のpH調整剤、カルシウム補充剤、化学合成原料、体質顔料、殺菌剤などとしても用いられる。
反応
二酸化炭素との反応・変化
水酸化カルシウムが飽和した水溶液は石灰水と呼ばれ、二酸化炭素を吹き込むと炭酸カルシウムが析出し、白く濁る。これは生成する炭酸カルシウムが水に溶けないためである。
:
更に過剰に二酸化炭素を吹き込むと炭酸水素カルシウム(Ca(HCO3)2)が炭酸カルシウムと二酸化炭素と水の結合によりできる。炭酸水素カルシウムは水に溶解するので濁りも消える。
:
アンモニア発生実験
実験室でアンモニアを発生させるとき、炭酸水素カルシウムと塩化アンモニウムを混合して加熱する。
人体への影響
水溶液はアルカリ性を示すため、粘膜・皮膚を侵す。特に目に入った場合は角膜・結膜に障害を起こすことがあるので、速やかに流水で十分に洗眼し、緊急に眼科医の診察を受けるべきである。胃に入った場合は胃液で中和されるため人体への影響は少ないが、多量に摂取すると下記のような健康への影響がありうる。
関連項目
外部リンク
日本国 経済産業省・化学工業統計月報
comment(" >0) trackback(" >9)
|
◆水酸化カルシウムについてピックアップ \rm Ca(OH)_2 + CO_2 \longrightarrow CaCO_3 + H_2O 更に過剰に二酸化炭素を吹き込むと炭酸水素カルシウム(Ca(HCO3)2)が炭酸カルシウムと二酸化炭素と水の結合によりできる。炭酸水素カルシウムは水に溶解するので濁りも消える。 \rm CaCO_3 + CO_2 + H_2O \longrightarrow... |



![不確実性をどう扱うか データの外挿と分布 [リスク評価の知恵袋シリーズ] (リスク評価の知恵袋シリーズ 2) (リスク評価の知恵袋シリーズ 2)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/019oPGg1IEL.jpg)
